さてここでは、出発するまでの全体の流れを見てみよう。いつ頃に出発したいのか決めれば、そこから逆算して、今何をすべきかが見えてくるぞよ。
確かに、まず何から取り組めばいいのかピンと来ないんですよね・・。でも全体の流れを知れば、不安が無くなりそうです。
ビザ取得から渡航までの流れ(サンプル)
一般的な出発までの流れのサンプルです。ワーキングホリデーの殆どの人が初めは学校に通うので、それを踏まえた計画になっています。
出発の3ヶ月以上前
オンラインでまずIEC申請をスタート。定員に達する可能性もあるので、
申請できる時に「早め」に進める事をお勧めします。
→ 許可証(PDF)がオンラインアカウントで入手(1~2ヶ月以内)
出発の3ヶ月前
学校を決める
渡航時期を決める
学校、滞在先の手続きをする
出発の2ヶ月前
航空券を購入する
保険の手続きをする
出発の1ヶ月前
役所手続きをする
出発の2週間前
航空券を購入する
保険の手続きをする
カナダへ出発!!
なるほど、まず最初にやるのは、ワーキングホリデーの申請からですね!その後で学校選びや出発時期を検討する・・・と。
はい、学校が決まれば入学日が決まるので、渡航時期が決まり、そして航空券、保険の手続きを進められます。つまり学校を決めると、ドンドン手続きが進みます。
申請と出発のタイミング
申請の処理はWork Permitの申請(ワーホリ申請の一部)のみで最長で8週間かかると説明しているので、遅くとも出発の2ヶ月以上前に申請をするように進めてください。(実際はもっと早く発給されています。申請から6週間たって連絡が無い場合は、大使館へ状況の問合せを行う事が出来ます)
ワーキングホリデーは許可されてから一年間以内に渡航すればよいので、出発ギリギリまで申請を待つ必要はありません。余裕を持って3~4ヶ月前に申請しておくのがお薦めです。
ワーキングホリデーには募集枠がありますが、2015年度は数カ月で定員(6500人)に達した事もあり、渡航を決めている方は申請時期にあわせて早めの手続きをお勧めします。詳しくは申請の流れをご覧下さい。
なお入国の期限は通常許可レターが発行された日(レターに記載)から一年間です。つまり、 許可が届いたらすぐに出発できますし、一年後に出発してもよいのです。年をまたいでも構いません。
そして期限内にカナダに入国すれば、こんどは入国した日から一年間有効のwork permitがもらえます 。(パスポートがその期間有効である事が条件)
ちなみに、カナダ入国時に発行されたビザの有効期限が「一年に満たないケース」も見られます。これは、発行した移民局スタッフのミスと考えて間違いありません。(パスポートの期限が一年未満・・などの理由が無ければ、一年もらえるはずです)
従って、ビザを受け取ったら必ず期限を確認してください。もし期限が短い事に気づいたら、発行されたその場ですぐに指摘し、正しい期間に直してもらってください。そのままカナダに入国してしまうと、修正の手続きをするのに、とっても面倒くさくなってしまいます。
何はともあれ、まず初めにしないといけないのはパスポートの確認じゃ。パスポート期限を越えてビザは発行されないので、カナダに滞在中もずっと有効かどうか確認するんじゃ。