渡航の準備

カエデ君も、とうとう出発だな・・・ ここまでよく準備した!とは言え、最後の最後でトラブルにならないよう、渡航の準備もしっかりやるんじゃ。

私、カナダへ行った事が無いですし、ビザをもらう手続きもまだピンと来ないんですよね。入国の時、大丈夫かしら・・

かえでさんはカナダ初めてなんですね!渡航時からトラブルにあうと、せっかくのワーホリも台無しですから、飛行機に乗る準備もしっかりしておきましょう。

搭乗時の荷物について

最近はテロ防止対策として、搭乗時のセキュリティがとても厳しくなっています。例えば液体やペースト状のものも少量でないと持ち込めませんので、お酒やジュース、歯磨き粉や整髪料などは全てスーツケースの中に入れるなどの工夫が必要です。

持ち込み荷物については、以下のリンクから確認できます。

・成田国際空港セキュリティガイド(持ち込み可・不可の確認)
http://www.narita-airport.jp/jp/security/master_sheet/index.html

また荷物の大きさ・重さの制限などについては、以下のページで確認できます。エアカナダ・JALについては、スーツケースは最大2つまで預け入れが可能、重さは一つが最大23キロとなっています。(正確な情報は以下のサイトをご確認下さい)
エアカナダの場合
ANAの場合
JALの場合
大韓航空の場合
ユナイテッドの場合

ETAについて

eTA(Electronic Travel Authorization)とは、「空路」でカナダへ入国する場合に必要な事前手続きです。(陸路での入国では不要です)
アメリカで言うESTAと同様の仕組みです。⇒カナダ移民局の説明(日本語)

学生・ワーホリビザ申請はETAも一緒に発行される仕組みで許可レター2ページ目にETA番号が記載されており(レターサンプル)、ETAを個別に取得する必要はありません。日系のエアラインはチェックイン時にETAを取得したか確認しているため(エアカナダはANAがチェックイン作業をしているので同様)、渡航時は必ず許可レターを印刷し、ETA番号を提示できるようにしておいて下さい。

なおETA番号を確認用サイトでチェックしても「存在しない」と言われる事象が発生しています。これはシステム上の既知の問題で、実際はレターにある通りETAは発行されており「入国は出来る」とカナダ大使館査証部に確認をしています。(byマイルストーンカナダ 2018年)ただチェックイン時に航空会社や担当者の判断に寄ってはトラブルになる可能性があるため、その場合は事情をしっかりご説明下さい。
トラブルを避けるため「本来は必要無いが念のため個別にETA登録する」事も一つの案です。(申請ページ:手数料7カナダドル)

アメリカ経由の場合「ESTA(エスタ)」が必要

http://japanese.japan.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-esta2008.html
2009年1月12日より、アメリカ合衆国の入国制度が大きく変更されました。これは電子渡航認証システム(Electronic System for Travel Authorization:ESTA)の導入によるものです。申請料として14アメリカドルがかかります。オンラインでいつでも申請可能で、一度申請すると2年間有効になります。登録後もESTAのページで自分の有効期限などを確認できます。

ESTAの詳しい案内と申請手順は、以下の米国大使館のサイトから確認できます。
http://japanese.japan.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-esta2008.html

なおESTAは空路でアメリカ入国する場合に必要ですが、陸路(例えば車で国境を超えるときなど)の場合はESTAの申請は不要です。

カナダ重要書類は出国時からいつでも出せる準備を

必要な書類等は全てまとめておいて、すぐ出せる所にしまっておきましょう。「ワーホリの許可証が必要なのはカナダ入国後だからスーツケースに入れておけばいいや」と思っていたら大きな勘違いで、日本出国時や経由地でいちいちチェックされる可能性もあります。

従って以下の書類・物は全てまとめて携え、渡航中にいつでも出せるようにしておきましょう。

  • パスポート
  • ワーキングホリデーの許可証のプリントアウト
  • 滞在先の住所
  • ビザ申請時に使用した書類など(コピーをとっておく)
  • 学校の入学許可証(あれば)

「求められたらすぐ出せる」という安心感だけでも気持ちに随分と余裕が生まれるものです。こういった準備が快適な旅のコツと言えましょう。

パソコンは手荷物?スーツケースの中?

最近はノートパソコンを手荷物で機内に持ち込む時は厳しくチェックされます。手荷物検査時にはバッグの中からパソコンを取り出すのはもはや常識となりました。
検査の事を考えるとスーツケースにしまう方が楽ですが、ケースを乱暴に扱われた時のパソコンの破損の可能性がぬぐえません。預けたスーツケースは放り投げられたりと結構乱暴に扱われ、時にはケース自体がゆがんだり壊れる事もあります。パソコンは振動に弱いですから、たとえケースの中で服等のクッションに包んでいても安全とは言い切れません。

従ってスーツケースに入れるか入れないかは、楽を選ぶか万が一の危険を回避するかの選択と言えます。パソコンを手荷物で持参すると検査は面倒だし荷物も重くなりますが、大切なパソコンの破損を避けるには手荷物で常に携えておく事をお勧めします。

手荷物検査にて

日本出国時はあまり厳しく無いですが、アメリカやカナダ(特にアメリカ)ではかなり慎重に手荷物を調査されます。だから基本的には「よっぽど必要な物以外は手荷物にしない」と言うのがポイントです。ハサミやナイフを手荷物にするのは論外ですが、ライターや爪きりでもOKな場合とNGな場合があるようなので、一応スーツケースにしまって置くほうが無難。だから喫煙者は念のためマッチを持っていきましょう。

また前項でも言ったとおりパソコンを手荷物にすると出国審査ではバッグから出すように言われます。(日本出国時はOK)これはPCに限らず電子辞書やPDA等の小型電子機器も対象になります。手荷物ではこういった物品を少しでも減らす(スーツケースにしまう)事がコツと言えます。
それから最近は靴を脱がされて検査する事が多いですね。だから審査の時は靴を脱ぐ準備もしておきましょう^^;

経由国で荷物のピックアップ忘れずに

カナダに別の国経由(例:アメリカ、中国、台湾・・など)で行く場合、たとえ同じ航空会社を使っていても、経由国で自分の荷物をbaggage claimでピックアップしないといけないケースもあります。経由便でカナダへ行く人は、日本で搭乗券を受け取る際に荷物のピックアップが必要かどうか必ず聞いておきましょう

入国の流れ

(1)カナダ到着

(2)入国審査(記入済みの入国カードを渡す)

(3)出口へ行かず、移民局(Immigration)へ移動

(4)移民局内で並びます。自分の番がきたら、ビザ許可証とパスポートを提出

(5)ビザを発行されて受け取るので、中身に間違いが無いか確認

(6)ゲートを出る(入国完了!)

バンクーバー空港は通過に時間がかかる

日本からバンクーバー経由で別の都市へ行かれる人もいますが、もし直行便が飛んでいるのであれば乗継せず直接目的へ行く事をお勧めします(主にトロント、カルガリー)。初めてカナダに入国する空港でワーキングホリデーのビザ発行を行いますが、この作業にかかる時間が読めないからです。混んでいたり、時間がかかる人がいた場合、ビザ発行の処理だけで一時間以上待つ事もざらです。どうしても乗継をされる場合は、次のフライトまで短くても3、4時間以上はあけておくと無難です。

ビザ発行時のご注意
入国したカナダの空港にある移民局で本物のワーホリビザ(Work
Permit)を受け取ります。空港で受け取るビザは本来、入国日から一年間有効ですが、最近は期間を間違えて発行されるケースが相次いでいます。(例:6か月、10か月など)
審査官が他国のワーホリと間違えている可能性もありますが、ここで大事なのはビザを受け取ったら「名前のスペル」「有効期間」などをその場ですぐ確認する事、そして間違いがあった場合はその場で修正を要求する事です。

間違いに気づかず空港を出ると、修正するのに非常に手間がかかってしまいます。(一旦空港を出ると、空港の移民局には通常は戻れません)

入国後にもらえるビザ(Work Permit)

最終的にカナダへ入国したら、以下のWork Permitをもらえます。これがいわゆる最終的な「ワーキングホリデーのビザ」です。以下の点をしっかり確認しましょう。
・名前(スペルが間違えてないか、First NameとLast Nameが逆になっていないかどうか)
・生年月日
・ビザ有効期間

ワーキングホリデーのビザ

トーテム君ありがとう!!これでカナダ入国も安心安心!!
それでは行って来ま~す!!カナダを満喫するぞ!!

気をつけて来るんじゃぞ。
飛行機の中では冷えないようにな。

カナダで遊びましょうね~
入国時のビザ期間チェックを忘れずに!

ワーホリシロップ byマイルストーンカナダ
  • ワーホリシロップはカナダ留学のマイルストーンカナダにより運営されています。

    マイルストーンカナダはカナダで直営オフィスを運営する留学エージェントです。長い業界経験を強みに、早さ&丁寧さに徹したメールカウンセリングと、現地サービス・サポートをご提供しています。留学・ワーホリの第一歩に知識は不要です。ただ、やりたいかどうか?の答えがあればいいのです。ご縁があって弊社へたどり着いた皆様。あなたの「やりたい」を是非とも私達に聞かせてください。

  • タイトルとURLをコピーしました